健康ってなんだろう うつになって気づいたこと

抑うつ状態になった経験から、気づいたことを共有させていただきたいと思います

ブログに記事を書くということ

私はまだ治療中です。病気は治っていません。ただ、回復傾向にはあると思っています。日常生活を送れていますし、多少、勉強の負荷をかけても大丈夫です。

 

そうしたなか、どうして私が記事を書こうとしたのか。この記事では、私がブログを書く動機と思いを記載したいと思います。

 

そして、私は、皆さんが、皆さんの経験を何かしらの形で共有していただくことを提案したいのです。その思いについても記載します。

 

ブログを始める前はとても迷いました。私の経験や考えなんて、書く必要がないのではないか、書いたとしても低レベルな間違いを含むことを書くかもしれない。。。

 

まぁ、その通りだと思います。世の中にとっては、私が書かなくても困ることは起こりませんし、個人的なことを記載すると、世間一般からすれば低レベルなことももちろんあるでしょう。

 

それでも書こうとした理由。それは、この病気で苦しんでいる人がいる。私自身も回復傾向に入るまでとてもしんどかった。今苦しんでいる方のしんどさを、この記事を通していくらかでも和らげることができれば、と思いました。

 

私は休んですぐの頃、今の状況を何とかしたいと考えて、病気に関する情報をたくさん集めようとしました。藁にもすがる思いでした。ただ、ネットに載っている情報、検索上位に上がる情報は、どうしても一般的なことに終始し、私にぴったり当てはまる情報はありませんでした。

 

そうしたなか、多くの健康に関する本を読みました。それらの本のなかで共通する考え方や、根底は同じことを言っているなあ、と気づくことがありました。その気づきを日々の生活のなかで試していったのです。

 

色々試した結果、新しく気づくことが多々ありました。そして、それらを試します。

 

そうした経験を幾度か経て、ようやく、自分の身体のことをどのように大切にしていくか、自分の考えがまとまってきた頃、自然と、回復の兆しが見えてきたのです。

 

このような私の経験をブログという形で公開することによって、回復への道のりの一つの例として、病気を治したいと願っている方に読んでいただいた結果、自分もなんとかなりそうだ、というイメージを感じてもらえたらなあと思っています。

 

ところで、巷にあふれている情報は、うわべのものが多いと感じています。実際に病気になっていない人が書いたからなのかなとつい穿ってしまいます。

 

それらの根幹にある理論やデータは、病気への思いやりや理解のある人々が、学術的に、臨床的にまとめてくださったものなのでしょう。それは、多くの人々の時間と才能を積みかねた、とても貴重なものです。

 

ただ、問題は、二次加工、三次加工と、さらに読みやすく、要点のみを整理されていった情報です。それらはわかりやすい反面、ノウハウに見えてしまいます。その情報の根底には理屈と権威があるため、気をつけないと鵜呑みにしてしまいます。

 

上記で、私が色々な本を読み、気づきを得たというお話をしました。そうした本は、すべて、著者の実体験に基づいて書いてありました。だからこそ、著者の考えや理屈が生まれたきっかけ、根底にある思いを、その文章から読み取ることができました。そしてそれらを学ぶことによって、自分の生活に反映できたのです。

 

この経験から、私が回復に至った道のり、または、回復途上を実況中継することが、同じ病気を患っている方々にとって、とても有益な情報になるのではないかと考えました。しかし、それは私個人の、とても個人的な環境とめぐりあわせから生まれた考えにしかすぎません。それでも、それでも。いつか小さな役に立つかもしれない、たった一人の人にでも良い影響を与えるかもしれない。そんな思いで記事を書いています。そして、自分の考えを事細かに記載しています。お恥ずかしい内容なのですが。

 

このような理由で、記事をしたためております。こういう人もいるんだあ、と観察するように、気楽にブログを読んでいただければ幸いです。そして、この記事を通して、何かに気づいたり、回復への一助になりましたら、それはとても嬉しいことです。

 

一方で、内容への批判もあるでしょう。一般論でないことは重々承知しております。あくまでも私個人の、小さな経験を、しがない小さなスペースで吐露する。それを見守りいただけましたら幸いです。

 

また、皆さんの経験も、何かの形で表現し、共有していただけましたら、今後同じ病気に苦しむ方にとって、とても有益な情報になるのでないでしょうか。私からの提案になります。一度、考えていただけますと幸いです。